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FRP防水とは

FRP防水(Fiber Reinforced Plastics防水)とは、ガラス繊維で補強されたプラスチック素材を用いた防水工法です。主に屋上やベランダ、バルコニーなどの防水が必要な場所に使われています。軽量で強度が高く、耐久性に優れているため、近年多くの建物で採用されています。

FRP防水の特徴

  • 耐久性が高い: FRPはガラス繊維で補強されているため、ひび割れしにくく、長寿命です。
  • 軽量: 他の防水工法に比べて、施工後の重量が軽いため、建物への負担が少ないです。
  • 強度が高い: 歩行可能な強度を持っているため、住宅のバルコニーやベランダなど、人が頻繁に行き来する場所にも適しています。
  • 短工期: 硬化が早いため、施工期間を短縮できます。
  • デザイン性: 仕上がりが美しく、塗装やカラーバリエーションも豊富です。

FRP防水の施工手順

  1. 下地処理: コンクリートやモルタルなどの下地を清掃し、平滑に整えます。
  2. プライマー塗布: 下地とFRP層を密着させるためにプライマーを塗布します。
  3. ガラスマットの敷設: ガラス繊維でできたマットを敷き、樹脂を塗布して強化します。
  4. トップコート塗布: 仕上げとして、耐候性のあるトップコートを塗布します。
  5. 硬化・仕上げ: 硬化後、仕上がりを確認して施工完了です。

FRP防水のメリットとデメリット

メリット

  • 長期間にわたり防水性能を維持できる。
  • 軽量で建物に負担をかけない。
  • 短期間で施工が完了する。
  • デザイン性が高い。

デメリット

  • 施工費用が他の防水工法に比べて高め。
  • 下地の状態に依存するため、適切な下地処理が必要。
  • 経年劣化によりトップコートの再塗装が必要になる場合がある。

FRP防水が適している場所

FRP防水は、以下のような場所に特に適しています。

  • バルコニーやベランダ
  • 屋上(軽歩行用)
  • 駐車場の一部
  • プールや浴槽などの水を扱う場所

まとめ

FRP防水は、防水性能が高く耐久性にも優れた工法で、住宅や商業施設などさまざまな建物に適用されています。ただし、施工費用や下地処理の重要性を考慮する必要があります。適切な施工を行うことで、長期間にわたり安心して使用できる防水層を実現できます。

防水工事

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