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アスファルト防水とは

アスファルト防水は、建物の屋根や屋上、地下構造物などで広く使用されている防水方法の一つです。この工法は、アスファルトを主成分とした材料を用いることで、水の侵入を防ぎ、建物の耐久性を向上させる役割を果たします。

アスファルト防水の特徴

  • 高い防水性: アスファルトは水を通さない性質を持っており、長期間にわたって防水性能を維持することができます。
  • 耐久性が高い: 適切に施工されたアスファルト防水は、10年以上の耐久性が期待されます。
  • 柔軟性: 温度変化に対して柔軟に対応でき、建物の動きに追従します。

アスファルト防水の種類

アスファルト防水にはいくつかの種類があり、それぞれの方法が異なる特徴を持っています。

  1. トーチ工法: アスファルトシートをガスバーナーで加熱しながら貼り付ける方法です。施工が比較的簡単で、コストパフォーマンスに優れています。
  2. 熱工法: アスファルトを溶かして液状にし、塗布する方法です。複雑な形状の場所にも対応しやすいのが特徴です。
  3. 常温工法: 常温で施工可能なアスファルト系防水材を用いる方法です。火気を使用しないため、安全性が高いとされています。

アスファルト防水の施工手順

以下は、一般的なアスファルト防水の施工手順です。

  1. 施工面の清掃: 施工箇所を清掃し、ほこりや油分を取り除きます。
  2. 下地処理: 下地の凹凸を補修し、均一な面を作ります。
  3. プライマー塗布: 防水材の密着性を高めるため、プライマーを塗布します。
  4. 防水シートの敷設: アスファルトシートや液状のアスファルトを使用して防水層を形成します。
  5. 仕上げ: 最後に保護層を施工し、防水層を外部からの損傷や紫外線から守ります。

アスファルト防水のメリットとデメリット

メリット

  • 長期間にわたる防水性能を発揮します。
  • 耐久性が高く、温度変化にも強いです。
  • 施工面の形状に柔軟に対応可能です。

デメリット

  • 施工時に火気を使用する場合、安全面での配慮が必要です。
  • 施工には専門的な技術が求められるため、DIYには向きません。
  • 重量があるため、建物の構造によっては適さない場合があります。

まとめ

アスファルト防水は、その高い防水性能と耐久性から、多くの建物に採用されている工法です。ただし、施工には専門的な技術が必要で、適切に行われないと期待される性能を発揮できない場合があります。そのため、信頼できる業者に依頼することが重要です。

防水工事

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